DalvikサポートがマージされたEasyMock 3.2がいつの間にか(半年も前に)リリースされていたので導入方法などのメモ。
尚、MockitoのDalvikサポートについては下記エントリで紹介しています。
MockitoをAndroidテストプロジェクトで使用する #android_tec - やらなイカ?
EasyMockの導入手順
- EasyMock : Downloadsから、EasyMock 3.2以降のzipファイル(執筆時点の最新はeasymock-3.2.zip)をダウンロード・展開し、easymock-3.2.jarをプロジェクトに追加します。
- テストプロジェクトのproperties -> "Java Build Path" -> "Libraries"タブを開き、"Add JARs..."ボタンをクリックしてダウンロードしたjarファイルを選択します。
- Downloads - dexmakerから、dexmaker-1.0.jarをダウンロードし、プロジェクトの/libsディレクトリに追加します。(こちらはクラスパスを通す必要はありません)
セットアップは、これだけです。
ライセンスは、EasyMock、dexmakerとも、Apache License 2.0です。
EasyMockの使い方
@ITさんの記事「Android Mockを利用してHTTP通信をテストするには」で書いたサンプルコードをEasyMock向けに書き換えたものをgistに上げておきました。
対応するプロダクトコードは
https://atec.googlecode.com/svn/atmarkit/usemock/trunk/UseMockExample
Android Mockを使用したテストコードは
https://atec.googlecode.com/svn/atmarkit/usemock/trunk/UseMockExampleTest
に置いてあります。
そもそもAndroid MockがEasyMockベースなので、変更箇所は以下の3点です。
- import文をorg.easymock.EasyMockに変更
- @UseMocksアノテーションは不要なので削除
- s/AndroidMock/EasyMock/g
EasyMock自体の機能や使い方は公式サイトなどを参照してください。